「飼っている亀が冬眠中に起きてしまった!」「まだ早いのに目覚めてしまった!」
暖冬の影響で、
冬眠中の亀が途中で起きてしまったり、少し早く目覚めてしまうことは結構あるあるですよね。どうすればよいか、よくある疑問と対処法です。
【1】1〜2月に起きてしまったら?
【2】3月上旬に早く目覚めたら?
【3】冬眠中に気をつけるポイント |
時期別で、まとめてみました。以下をご覧ください。
【1】1〜2月に起きてしまったら?
1〜2月は、暖かい日が続くと起きることがありますが、そのままで大丈夫。寒くなるとまた寝ます(笑)
イシガメを25年間冬眠させていますが、冬眠中の亀はずっと寝続けているわけではありません。甲羅にこもってウトウトしたり、少し動いたり、寝るのを繰り返して春を待ちます。
モソモソ動いても、寒くなるとまた寝るので、そのままそっとしておきます。
【2】3月上旬に早く目覚めたら?
冬眠が終わる時期よりもちょっと早く、亀が目覚めてしまったときについて。
亀たちは、変温動物(外気温動物)で、15℃以下だと餌を消化吸収できません。早く目覚めてしまったとき、日中の外気温や水温がまだ20℃以下だと活動するのは難しいです。
ちょっと微妙な時期に亀が目覚めてしまったら、対処法は以下の2つです。
・日中20℃前後になるまでもう少しそのままにする
成体の元気な亀は、日中15℃を下回るようであれば、もう少し冬眠させておいて大丈夫。
・暖かくなるまで水中ヒーターやライトで保温飼育
絶食状態が続くのが不安なときは、5月ごろまで水中ヒーターで保温飼育してもよいです。
どちらにするか、亀のコンディションやその年の気候に合わせて決めましょう。
【3】冬眠中に気をつけるポイント
2月後半〜3月上旬は、15℃前後の日が多くなります。亀にとって「冬眠には暖かすぎるけど、餌を食べて活動には寒すぎる」という微妙な温度。
絶食状態のままで中途半端に起きて動き回ることは、亀の体にもっとも負担がかかるので避けます。
亀になるべく負担をかけないよう、「冬眠を維持」か「活動させる」どちらかに合わせる飼育環境づくりが大切です。
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