ゴトゴトガタガタ、亀が水槽で暴れているときの原因・対処法をご紹介します。
餌くれダンス以外にも、
熱中症など命に関わるケースもあるため要注意。当てはまるものがないか、以下をチェックしてください。
■熱中症のサインに注意
亀が「危険だから逃げよう」と必死になっている様子が、人から見ると暴れているように見えることがあります。
暑い時期に、亀がゴトゴト暴れるのは熱中症になりかかっているサインである可能性が高いです。
変温動物である亀は、体温調節ができません。水槽内が30℃近い状態で暴れるときは、すぐに涼しい日陰へ移して様子をみてください。
■亀によく見られる行動
亀を飼っていて、最もあるパターン。直接命に関わりはありませんが、気にかけてあげると良いです。
○餌くれダンスをしている
餌のとき、バシャバシャ泳いで活発にアピールすることがあります。「餌くれダンス」と呼ばれる行動です。
○水温が低くて驚いている
水換え直後や、適温より少し低めの水温だと、亀が水温の差にびっくりしてバシャバシャ暴れることも。
○発情期や産卵期である
オスは、繁殖期になると活発になります。メスは、産卵前になるとソワソワして落ち着きがなくなります。
■環境に問題があるとき
飼育環境にストレスを感じたり、何かしら問題があるとき、亀がゴトゴト暴れることが多いです。
○水槽(ケージ)が狭い
水槽が狭いと、外へ出ようとしてよく暴れます。適切な広さの水槽や飼育環境を用意します。
○水が汚れているとき
水槽の水が汚いと、よく暴れます。亀の水換えと掃除は、定期的にこまめに行ってください。
○夜に明るすぎるとき
夜に明るいままだと、亀が落ち着きません。ライトは消し、暗く静かな所に水槽を置きます。
以上が、「亀が暴れる原因」でよくあるパターンまとめ。何かのサインであることも多いため、亀をよく観察することが大切です。
(2022年4月16日 改訂)
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