ウルトラシリーズの核心ともいうべき怪獣や宇宙人達。
彼らが何を目的として出現するのか作品ごとにデータを集めてみた。
(複数の目的がある場合は、主だと思えるものだけをカウント)
「ウルトラマン」 「ウルトラマンエース」
暴れるため ・・・56% 何者かの手先 ・・・56%
摂食行動 ・・・18% 暴れるため ・・・14%
生活圏に人が侵入・・・ 8% 何かを破壊する・・・ 8%
その他 ・・・18% 人間を襲う ・・・ 6%
その他 ・・・16%
「ウルトラセブン」 「ウルトラマンタロウ」
何者かの手先・・・83% 暴れるため ・・・36%
その他 ・・・17% 摂食行動 ・・・27%
何者かの手先・・・15%
「帰ってきたウルトラマン」 その他 ・・・22%
暴れるため ・・・38%
何者かの手先・・・29%
摂食行動 ・・・17%
その他 ・・・16%
こうしてみると各シリーズのテーマ性を見てとることができる。
「ウルトラマン」では怪獣災害が多いが、
「セブン」や「エース」では異星人による侵略がほとんどである。
「帰りマン」では、その両方が合わさっているが、
放送当時は自然開発が急ピッチで進んでいる時代であるため、
怪獣が自然の代弁者として描かれる事も多かった。
明るいイメージのある「タロウ」だが、人間をエサとした摂食行動をとる怪獣が
初期には多く、その怪奇性も見てとる事ができる。