亀の甲羅のコケ(藻)の落とし方です。イソジンを使うと、甲羅を傷つけずに簡単に除去できます。
■タワシで磨かない!
亀の甲羅は、細かい傷がつきやすいです。タワシで磨くと、甲羅に無数の細かい傷がつき、今度はその隙間にコケが生えるようになります。それを繰り返すと、磨いてもさらに落ちにくくなり甲羅がボロボロになります。
■亀の甲羅の手入れ
1、コケを歯ブラシで落とす
甲羅のコケは、柔らかい歯ブラシでぬぐい落とします。この段階で、コケを取りきる必要なありません。
2、イソジンを甲羅につける
イソジン液を2〜3倍ほど水で薄め、コットンやティッシュで甲羅全体にポンポンやさしくなじませます。
3、1時間ほど日に当てて乾燥
30分〜1時間ほどそのまま陸で乾燥させます。自然光か、紫外線ライトやバスキングライトを照射します。
4、水でしっかりと洗い流す
乾燥後、亀の体を水で洗って終了。3〜5日ほどで、コケが減っていきます。コケの落ち方が悪いときは、日をおいて再びイソジン+バスキングをします。
★必要なもの・・・イソジン、コップ、ティッシュ、ゴム手袋
水で薄めたイソジンに、ティッシュをひたひたになるまで浸します。これを、亀の甲羅と体に塗っていきます。
二ホンイシガメ クーちゃんの、甲羅と腹甲に液をトントンしながら塗っていきます。
拭いただけでもコケが落ちます。この段階ではコケをすべて取ることはできませんが、問題ありません。イソジンをしっかり塗れていれば大丈夫です。
そのまま1時間ほど、強制バスキング。日影で30分、外の自然光に30分ほど当てて散歩させました。
強制バスキングのあとは、水でしっかり洗って終了。
このまま水槽へ戻し、数日様子を見ます。BeforeとAfterの画像をご覧ください。びっくりします!
同じ部分の拡大画像。たったこれだけで、コケがなくなります。衝撃のビフォアフタ―!!
イソジンの着色が1週間ほど残りますが、少しづつ消えていきます。
亀の甲羅にコケが生えると、日光浴のときに紫外線をカットしてしまいます。コケが生えたら、早めに手入れをすることが大切です。とても簡単にできるので、是非試してみてください。
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