リクガメが鼻水を出す原因
リクガメさんが鼻水や鼻ちょうちんを出すときの原因や治療についてです。
リクガメさんが鼻水を出しているときは、さまざまな原因があります。呼吸器感染症などの病気のほかに、ケージ内の温度が低すぎる、床材の粉塵が原因になっているなど飼育環境が悪いケースが多いです。原因をしっかりつきとめて早めに治療することがとても大切になります。以下、リクガメさんの鼻水の原因とおもな治療についてです。
●呼吸器感染症
リクガメさんの呼吸器に細菌が進入して起こる病気。人間の風邪にとてもよく似た症状が出ます。
(呼吸器感染症や肺炎などでも、症状によっては鼻水がまったく出ないこともあります。)
症状・・・ベトベトした粘り気のある鼻水が出る、呼吸するとピーピー呼吸音が出る。
原因・・・栄養不足・飼育環境の不備・ストレスなどで、免疫力が落ちたときに発症。
治療・・・すぐに動物病院で診察を受ける。抗生物質や薬を投与してもらう。
●温度が低すぎる
飼育温度が合っていないとき、リクガメさんにとって寒い状態が続くと鼻水が出ます。
ケージの上のほうに熱がたまってしまい、底のほうや角などがうまく保温できていないことも。
ケージ内に適度な温度勾配があって暖かいか、飼育温度はあっているかを確認してみます。
(温度が低すぎる状態が続いていると、呼吸器感染症になってしまうので注意が必要です。)
●床材による症状
床材を交換しないまま、ずっと使い続けているとだんだん細かくなって粉塵が出てきます。
ケージ内にたまった粉塵を長期間リクガメさんが吸い込んでいると、鼻水が出てきます。
リクガメさんによっては、床材の素材でアレルギーを起こす子もいるので注意が必要です。
床材はなるべく月1くらいで交換し、合わないかも?と感じたら、安全な素材に変えます。
●ケージ内が不潔
リクガメさんのケージ内は、床材などに細菌が発生しやすく不潔になりやすい環境です。
ケージ内に、細かいカビや細菌が発生しているとそれが原因で鼻水が出ることがあります。
(そのままにしておくと、細菌によって呼吸器感染症を引き起こす原因にもなるので注意。)
飼育環境を清潔にすることは、鼻水だけでなくさまざまな病気の予防につながってきます。
呼吸器感染症の場合は、鼻水を出すときは重症で命の危険があります。すぐ動物病院へ!
マニアーナ!まゆみんでした。
解説者 まにあ道イメージガール マニアーナ! まゆみん
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