■ リクガメの病気 尿路結石 ■
リクガメさんの病気で多い、結石(尿路結石)の症状や手術などの治療、予防についてです。
摂りすぎたタンパク質やカルシウムは、尿と一緒に「尿酸」となって排出されていきますが
リクガメさんの体内に残ったものがだんだん大きな石になり、症状が出てくるケースがあります。
大きな結石ができてしまうと、腹甲を切って開腹手術するためものすごく体に負担がかかります。
リクガメさんが苦しまないよう、できるだけ普段から上手に健康管理して予防していきましょう。
症状・・・食欲不振、元気がない、尿が臭う、長い間排便や排尿がない
以上の症状が出たときは、リクガメさんの体に結石ができて詰まっている疑いがあります。
リクガメさんの体の中に、うまく排出されずに残った尿酸がそのまま固まって小さな石ができます。
この頃は、ほとんど症状は出ませんが、石がだんだん大きくなってくると、膀胱や総排泄孔(肛門)
に詰まって排泄ができないこともあります。石が、内臓を押さえ傷つけることで症状が出てきます。
リクガメさんの出した
尿酸が、ザラザラした粒状になっているときは要注意です!!
この時点で、すでに石ができ始めているケースがとっても多いそうなので早めに対処しましょう。
原因・・・タンパク質とカルシウムの摂り過ぎ、水分不足。
リクガメさんは草食で、たんぱく質の多い餌を与え続けることで栄養をとりすぎてしまいます。
とりすぎたタンパク質やカルシウムなどの老廃物は、おしっこの代わりに尿酸として出ますが
排出されないとそのまま石になって体内に残りやすくなることが結石を作る原因になります。
また、水分が足りないと、おしっこや尿酸をうまく排出できなくなりそのまま残りやすくなります。
予防・・・水分はしっかり。タンパク質の多い餌の与えすぎに注意。
砂漠に住んでいるような乾燥にかなり強いリクガメさんでも、健康のため適度な水分が必要です。
たんぱく質を多く含む野菜(豆類など)、リクガメ用の人工飼料などは、与えすぎないように注意。
おしっこと一緒に老廃物を排出できるよう、水分補給できる野菜やフルーツ(トマトやきゅうりなど)
もバランスよく与えるようにします。水入れのお水は、常に新鮮なものを欠かさないようにします。
ケヅメリクガメとホシガメは、リクガメの中でもとくに結石ができやすい種類なので要注意です!!
(ほかにも、ギリシャリクガメ、ロシアリクガメ、ヘルマンリクガメなども注意が必要になってきます)
治療・・・動物病院ですぐにレントゲン診察をうける。
結石らしき症状が出たら、必ずすぐに動物病院で診察を受け、早めに治療をしていきます。
レントゲンで石がないかを確認し、場所や大きさをチェックしてから治療方法を決めるようです。
詰まってしまうくらいの大きい結石の場合は、腹羅を開けての開腹手術になってしまいますが、
石がまだ小さいときはそのまま排出されることも多いため、経過観察で様子を見るようです。
解説者:まにあ道イメージガール マニアーナ! まゆみん
マニアーナ!公式ブログ :http://ameblo.jp/maniana-mayumin/
マニアーナ!公式twitter :http://twitter.com/maniana_mayumin
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