リクガメが餌を食べない・食欲不振のおもな原因です。以下、当てはまる原因がないかチェックしてください。
1、温度・湿度が合っていない
温度や湿度など飼育環境を見直します。25℃以下だとうまく餌を消化吸収できません。
2、環境の変化に驚いている
お迎えした直後などは一週間ほど様子見が必要。環境の変化で食欲不振になることも。
3、気候による本能的なもの
寒冷地のリクガメは、冬に冬眠モードになって食欲が落ちることも。反対に、熱帯のリクガメは、夏に夏眠モードで食欲が落ちることも。
4、ライトが暗くパワーが弱い
紫外線ライトなどの照明を明るくすると、活発になり食欲が増すケースも多いです。
5、ずっと便秘がちである
腸内環境が良くないと便秘になって食欲が落ちます。35℃前後の湯で温浴させ、腸内細菌を与えます→
【Amazon】爬虫類用腸内細菌レプラーゼ
6、体調不良や病気のサイン
風邪・肺炎・内蔵疾患・結石なども、食欲が落ちます。活発だったリクガメが、じっとして餌を食べないときは要注意。
7、メスの場合のみ卵詰まり
産卵前のリクガメは食欲が落ちます。また、卵詰まりの状態が続くときも餌を食べません。
リクガメの食欲不振でもっとも多いのは、低温飼育。
リクガメの種類によりますが、適温は25℃〜30℃、高温を好む種類では28〜35℃の範囲内とされます。
ロシアリクガメのような広範囲に生息する種類は、同じ種類でも好む温度や環境に個体差があります。
あまり活発に動かず食欲もないときは、28〜30℃までちょっと高めに設定してみるのがおすすめです。
リクガメの食欲は個体差が大きいですが、一週間近くの拒食は要注意。早めに動物病院で診察を受けましょう。
Amazon.co.jp