トルコのイズミール(Izmir)という街をご存知ですか?
トルコに友人が何人もいるSeaviewですが、
名前は知っていてても、どんな街かはあまりよく知りませんでした。
日本語では「イズミル」とも呼ばれるこの街は、
200万人を超える人口を持つトルコ第3の規模を誇る都市で、
エーゲ海につながる湾の奥に位置しています。
位置的にはギリシャの首都・アテネの対岸になります。
ちょうと、西からアテネ・エーゲ海・イズミールという感じです。
エーゲ海に面した港町というイメージから、
ブルーを基調としたさわやかな演出です。
トルコ館が国旗にちなんだ赤系統の色使いとは大きく異なります。
イズミール案例では、巨大な航空写真を床に設置し、
その上を観客が自由に歩き周れるようにしています。
これは、都市機能の配置を実感してもらうことと、
何が都市の魅力になっているかを、
細かい説明を抜きにして、直感的に表したものといえます。
湾を取り囲む形で市街地が発達していますが、
このことは自然景観上の魅力のみならず、
交通網と都市機能のつながりを具体的に示しています。
都市の全体像を航空写真ですべて紹介したことが、
観客の関心を広く集める結果になったといえます。
機会があれば、実際に行ってみたいと思える都市でした。
このイズミール案例は案例連合館4−2にあります。
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