イギリスでもフランスでも、そしてヨーロッパのいたるところでも
ネコは暮らしています。(当たり前か!?)
もちろん、旅先で見かけることはしょっちゅうです。(ちょっと強引なこじつけ?)
日本ほど野良猫は多く見かけないのですが、
飼い猫は結構外に出させてもらっているようで、
住宅街ではあちこちでネコを見かけることがあります。
そのネコの鳴き声ですが、
日本語では「ニャー」とか「ニャン」となりますよね。
それではヨーロッパではどうなるのでしょうか?
言語別に、すべてネイティブスピーカーに確認してみました。
英語:ミャオ
フランス語:ミャオ
ノルウェー語:ミャオ
アイスランド語:ミャオ
ラトビア語:ミャオ
トルコ語:ミャオ
ロシア語:ミャオ
おもしろいことにすべて鳴き声は同じなのです!
ちなみにヨーロッパ以外の国でもネイティブスピーカーに
確認してみましたが、中国語(北京語・広東語とも)、ベトナム語、
タイ語、そしてアフリカのスワヒリ語もすべて「ミャオ」でした。
そして日本語では「ニャー」と鳴くことを話すと、彼ら曰く
「日本のネコって他のネコと違うんじゃないの?」
ということでした・・・。
ところで、日本では宅急便のマスコットとして親しまれているクロネコですが、
ヨーロッパでの黒猫(ヤマト運輸ではない本物の方)の評価はまちまちです。
イタリアでは魔女の使いとされていて、縁起が悪いようですが、
イギリスでは黒猫が前を横切ると、幸運をもたらすとされています。
イギリスでは携帯の着信音に
「ミャオミャオミャオ」とネコの鳴き声を入れている人がいました。
着信音の標準ではいっているのでしょうか?
それともどこかからダウンロードしたのでしょうか。
日本ほど着信音にこだわらないヨーロッパでは、ちょっと驚かされました。
写真のネコはすべてイギリスで撮影したものです。