2011年4月15日、ユーザー登録している私のメールアドレスに
ユーロスターからのメールが届きました。
その中身を見てびっくり。
ユーロスターのロゴマークが新しくなったのです。
初めてのイギリスとヨーロッパ大陸を直通する列車として、
1994年にデビューしたユーロスター。
はじめはイギリス国内で在来線を走りウォータールー駅発着でしたが、
徐々に改良されてフランス同様の高速新線へ移行し、
2007年にはすべての新線が完成して、
ロンドンでの発着駅も新装成ったセントパンクラス駅となりました。
その間、イギリス海峡のトンネルでの火災事故の影響を受け、
たびたび運休や減便を強いられるという苦しい時期もありました。
この火災事故は線路を共用する車載貨車のシャトルサービス
によるもので、ユーロスターが起こしたものではありません。
そして、ユーロスターはロンドンとパリを結ぶ大動脈となりました。
ロンドンとリールやブリュッセルへも多く走ります。
少数ながら、ディズニーランドパリのあるマルヌ・ラ・ヴァレや、
スキーシーズンのブール・サン・モーリス、
そして夏のアヴィニョンへの延長運転も行われています。
そして、2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックで、
ユーロスターは公式鉄道会社となりました。
メイン会場への玄関口であるストラットフォード・インターナショナル駅を
ユーロスターは通っています。
但し、ロンドンでの乗降はセントパンクラスのみで、
ストラットフォード・インターナショナルは同じ線路を走る
国内高速列車ジャヴェリンが停車します。
20周年の節目を待たずにイメージチェンジを図ったユーロスター。
今後のさらなる進化に目が離せません!