DARTY(ダルティ)はフランス最大の家電量販店です。
アフターサービスに力を入れていて、
かつては修理のために向かう
DARTYのサービスカーが主役のCMも多くみられました。
写真はパリ市内で見かけたサービスカーです。
このDARTYのCMは通常、国営放送france2(フランス・ドゥー)の
天気予報(Meteo)で流れます。
わずか8秒の短いCMにメッセージ性を込める内容で、
15秒が標準の日本とはかなり印象が異なります。
ここでは、いくつか実例を挙げてみましょう。
CMクリエイターのTroublemakersTV氏が製作して、
DARTYに納入したCMが本人によってYouTubeに公開されています。
DARTYの8秒CMは天気予報の前と後に1回ずつ流れます。
天気予報そのものも3分足らずの短い番組なので、
テンポよく進行していきます。
短い時間で印象付けるという手法は、
不景気で広告費用削減の嵐が吹き荒れる日本の広告において、
少しでも安く流せるCMにつながるかもしれません。
ただ、見ていてお気付きとは思いますが、
商品の紹介に8秒は短すぎます。
DARTYの場合、企業イメージを伝えるのが主な目的なので、
Seaview自身もはじめはどういった企業なのか全く分からず、
家電量販店であることに気付くのはしばらくたってからでした。