亀の飼い方・飼育ざっくり解説!
クサガメ・イシガメ・ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)などの、亀の飼育方法です。
「道で亀を拾った」など、まず何から手を付ければ良いか分からない皆さん向けの、ざっくり解説です。(笑)
飼育に必要なもの、餌、飼育方法、水換え、日光浴など、必要事項と毎日のお世話がすべて分かります。
■必要なものを用意する
亀を飼うのに必要な飼育用品を用意します。
水槽・陸地・亀のえさ・水温計は、まず初めに必ず用意してください。
必要に応じて、ライトやヒーターなどの電気器具を購入してください。(詳細はこちら →
【亀の飼育】 亀を飼うのに必要な飼育用品まとめ )
■水槽をセッティングする
亀の水槽には、泳ぎ回るための「水場」と、日光浴や休憩のための「陸場」、両方が必要です。以下を目安にセッティングしてください。
●水と陸の割合は4:1
水槽を真上から見下ろしたとき、泳ぎ回るための水場が4分の3、陸場が4分の1くらいが目安。
●陸地の素材を用意
市販の「亀の陸地」、レンガ、石、人工芝などを使って、日光浴や休憩のための陸地を用意。
●水深は甲羅の高さ3倍
水深(水の量)の目安は、甲羅の高さの3倍ほど。余裕をもって泳ぎ回れるくらいが理想的です。
●子ガメの水深は浅く
5cmほどの子ガメは、泳ぎが苦手で溺れやすいです。首を伸ばして呼吸できる水深にします。
→
【亀の飼育】 水槽の水と陸地 レイアウトの疑問まとめ
■毎日のお世話について
亀の毎日のお世話は、「餌やり・日光浴・水換え」の3つ。亀の健康を維持するため、毎日の日光浴と水換えはしっかり行うのがポイント。(飼育の項目別・目次はこちら →
【亀の飼育大辞典】 亀の飼い方インデックス・水棲ガメ編)
●餌やり 「1日1回、亀の頭3つ分の量が目安」
ホームセンターなどで売っている市販の「亀のえさ」を与えます。一日1回、亀の頭2〜3個分ほどの量が目安。市販の餌には、カルシウムやビタミンAなど、亀に必要な栄養素が含まれています。補助食として、亀用の「乾燥川エビ」や、鳥のささみなどを与えるのもおすすめです。
→
【亀の餌】 亀にあげてよい餌・食べ物 一覧
→
【亀の餌】 餌の与え方・量・回数の目安は?
→
【亀の餌】 亀にあげてはいけない餌・食べ物
●日光浴 「毎日2〜3時間ほど自然光に当てる」
亀は、太陽光に当たる日光浴(甲羅干し)をすることで、健康を維持します。毎日2〜3時間を目安に、水槽ごと外へ出して日光浴をさせることが大切です。水槽を直射日光に当てると、温度が上昇しすぎて亀で死んでしまいます。直射日光の当たる場所は避け、必ず日影を作ってください。
→
亀の日光浴のさせ方 「時間・天候・注意点」 まとめ
●水換え 「できるだけ毎日、最低でも3日に1回」
亀は、水の中で餌を食べて排泄をするため、水を汚します。できるだけ毎日、最低でも3日に一度は水換えが必要です。水槽の水をすべて捨て、水道水をそのまま入れるだけです。(カルキぬきはなしでも大丈夫。)亀は水温の温度変化に弱いため、水が常温になったら亀を戻してください。
→
亀の水換えについて 「回数・頻度・方法」まとめ
以上が、亀の飼育方法まとめです。毎日のお世話は、餌やり・日光浴・水換えの3つ。これさえ出来れば、どなたでも亀をしっかり飼うことができます。詳細は、それぞれのリンクからご覧ください。
Amazon.co.jp リクガメ 飼育 おすすめラインナップ!
コメントはまだありません。