最もよく飼われているおなじみの亀さんである、ミドリガメやクサガメ(ゼニガメ)の寿命。
わたしたちにとって身近な亀さんはどのくらい生きるのか、寿命は最高で何年なのか、
みなさんが疑問に感じている謎に迫ります。
●亀の平均寿命は?
クサガメ、ミドリガメなどの水棲ガメの寿命は、上手に飼うと20〜30年ほどまでとされます。
中にはもっと長生きする亀さんもいて、45年生きたという記録もあります。(詳しくは下記)
ただ、亀の寿命についてはこれまでに広範囲で調べた詳しいデータがまだまだ少なく、
確実な平均寿命は、まだ分かっていないそうです。
病気や怪我、事故などがなければ、20年前後、長めで30年が平均寿命という感じです。
●生後1〜2年が重要
長生きで丈夫なイメージのある亀であるミドリガメやクサガメも、生後1年未満の子ガメは
すぐに弱って死んでしまうことが多いです。悲しいことに、幼体(子ガメ)はとてもデリケート。
まだ体力がないため病気になりやすく、野生でも外敵に襲われやすいので死んでしまう
可能性が高いです。野生の亀だけでなく、飼育下の子ガメさんもそれは同じのようです。
大体、
生後1〜2年 が 「運命のボーダーライン」 (自分の経験からそう呼んでいます。)
ある調査結果では、野生のイシガメさんの場合は生後1年までに50%が死ぬようですが
この時期を乗り切ってしまうとその後は不思議と長生き街道まっしぐらなんだそうです。
体が完成する時期である生後3年になると、その後の死亡率がグンと下がるのが特徴で、
まずは最初の1〜2年を生き残ることが出来れば、その後は長生きする可能性がグッと
高くなるようです。
亀という生き物は、生まれてすぐ死ぬのか、それとも20年以上生きて天寿を全うするか、
ほぼ両極端になるということ。ボーダーラインを越えた者だけが長生きできるということ。
う〜ん、何だかとても不思議ですよね。
これも、亀さんの平均寿命を出すのが難しい理由のひとつかな、とも思っています・・・。
●クサガメの長寿記録
日本で飼われていた亀(クサガメさん)の寿命の記録で、最も確実な長寿記録は
45年。
「
うちのカメ―オサムシの先生カメと暮らす(著者 石川良輔先生)」という本で触れられている、
クサガメ(カメコ・♀)が45年生きたという記録があります。今のところ日本国内で確実な記録が
残っている長寿が、カメコさん。正式な記録がないだけでミドリガメも同じくらい長生きできると
考えられます。でも、ここまで長く生きられる亀さんはごく稀なので本当に凄いですね!
やはり亀さんは、ペットとして飼われている他の動物と比べると、かなりの長生きですね。
小学生の頃に買ってもらった亀が、その子が大人になってもまだ元気でいるという話は
よく聞きます。(我が家も、二ホンイシガメクーちゃんとは小学校の頃からの付き合いです。)
子供の頃だけでなく、大人になっても一緒にいることになるかもしれない動物だということ。
亀さんと一緒に長生きして、ステキなカメライフを送りましょう♪ まゆみんでした!
解説者 まにあ道イメージガール まゆみん
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