パリを代表する空の玄関が、
シャルル・ド・ゴール空港(Aeroport Chales de Gaulle)です。
パリの北のロワシー村にあるので
ロワシー空港(Aeroport Roissy)の別名を持っています。
国際線主体の空港として建設されましたが、国内線の発着もあります。
ちなみに国内線主体の空港には、パリの南にある
オルリー空港(Aeroport d'Orly)が存在しています。
ドゴール空港はとにかく巨大です。
ターミナルは大きく3つに分かれます。
一番最初にできたのがターミナル1(Aerogare 1)です。
円形の建物で、中央部には透明なチューブ状の
空中エスカレータがあります。
その建物から7つのターミナルが突き出していて、
何か未来都市を見ているような雰囲気です。
建設されてから30年以上も経っているので老朽化が進んでいて、
改修工事が進んでリニューアルされつつあります。
日本の航空会社では全日空がここから発着しています。
次にできたのがターミナル2(Aerogare 2)です。
単純にターミナルと言っても、その中に6つもホールが分かれていて、
ホールAからF(Hall A-F)まで存在します。
ホールAとC、BとDはつながっていて、
その間にレストランや空港バスの発着所があります。
AとB、CとDは向かい合わせになっています。
写真中はホールAです。(ターミナル2Aとも呼ぶ)
ホールC・Dの先にホールEとFがありますが、
その間にはシェラトン・パリ・エアポートというホテルと、
TGVとRERの駅があり、少し雰囲気が変わります。
ホールEはエールフランスも加盟するスカイチーム各社が集結し、
エールフランスと関係の深い日本航空もこのホールEに発着しています。
ホールF(写真)とホールGも大半がエールフランスの便です。
ターミナル3(Aerogare 3)はかつてT9と呼ばれ、
チャーター便用の簡単なターミナルでしたが、
現在では格安航空会社が発着していて、活気が出てきました。
ここでは経費節減のため、搭乗客は地上を歩いてから
タラップを昇って飛行機に乗るスタイルをとっています。
このように、ドゴール空港は本当に巨大です。
乗り継ぎで使用する場合で、特に異なる航空会社に乗り継ぐ場合は、
発着ターミナルの確認を徹底するようにお願いいたします。