せっかくパリまで来たのだから、
ヴェルサイユ宮殿
(過去ネタ参照)も見たい!
と思う方もたくさんいらっしゃると思います。
ここではパリの市外にあるヴェルサイユへの行き方をご紹介します。
★RER(急行地下鉄)のC線利用
パリの中心部では、Gare d'Austerlitz(オーステルリッツ駅)などから、
C5系統Versailles Rive Gauche行きに乗り、
終点のヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅(ヴェルサイユ左岸駅)で下車です。
ここが一番近く、歩いて10分ほどでヴェルサイユ宮殿に到着します。
★フランス国鉄の大西洋本線利用
TGVの駅としても有名な、Gare Montparnasse(モンパルナス駅)
から近郊列車が多数走っています。
下車駅はVersailles Chantier(ヴェルサイユ・シャンティ駅)で、
この駅が停車駅に表示されている列車なら何でもOKです。
このルートは所要時間が一番短いのですが、
ヴェルサイユ宮殿までは結構距離があり、30〜40分ほど歩きます。
タクシーの数も少ないので要注意です。
★フランス国鉄の近郊電車利用
パリ中心部、ギャラリー・ラファイエット百貨店から徒歩10分ほどのところに、
国鉄のGare Saint Lazare(サン・ラザール駅)があります。
ここから、近郊電車TransilienのVersailles Rive Droite行きに乗り、
終点のヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅(ヴェルサイユ右岸駅)で下車します。
ここから20分ほど歩くと、ヴェルサイユ宮殿に到着します。
1番目のRER利用はガイドブックの定番コースですが、
ネット上では乗ったときに怖い思いをした、という意見がちらほら見られます。
このルートはSeaviewは乗ったことがありません。
2番目の国鉄利用は安全で速いのですが、宮殿まで遠いのが難点です。
こちらは遠距離からの移動の際、よく利用しています。
Seaviewがお勧めするのは3番目の方法です。
この近郊電車は意外に便利で、治安の問題もほとんどありません。
夜中の0時を過ぎて乗ったこともありますが、
女性の利用も多かったのが印象に残っています。
なぜかガイドブックにはほとんど紹介されておらず、
日本人観光客もほとんど見ませんが、安心して利用できます。
なお、きっぷはTransilienの表示のある自動券売機(写真)で購入してください。
乗車前に必ず刻印器(小さなきっぷ用)で刻印をしてください。