ウィンブルドンで行われるテニスのウィンブルドン選手権は、
イギリスの初夏の風物詩のひとつとして知られています。
残念ながら2008年は男女とも日本人のシングルスはすべて敗退してしまいました。
2012年にはロンドンオリンピックのテニス会場としても使用されています。
ところで、このウィンブルドンはどこにあるか、となると
意外にご存じない方が多いと思います。
「ロンドンの近郊じゃない?」と思ったあなた、それは正解です。
でもそれだけではまにあ道のネタとしては不十分ですので、
もう少し詳しくみていきましょう。
ウィンブルドン(Wimbledon)はグレーターロンドン(ロンドン首都圏、大ロンドンともいう)の
南西部にあるLondon Borough of Merton(マートン市)に位置します。
(注:イギリスではCityの使用が極めて限定的なので、ここではBoroughを便宜上、市と訳す)
もともとはサリー州に属していましたが、現在はロンドン首都圏の一部になっています。
会場付近のGoogle Mapへリンクします。
http://goo.gl/maps/TgGc8
このウィンブルドンは交通の要所で、ウィンブルドン駅には
英国鉄道のひとつ・サウスウエストトレインズとロンドン地下鉄が乗り入れ、
さらにTramlinkと呼ばれる路面電車スタイルのトラムも発着しています。
ロンドン・ウォータールー駅からは、サウスウエストトレインズの電車で
わずか16分で行くことができます。
かつてボーンマス(Bournemouth)に住んでいたSeaviewは、
電車で100回以上もここを通り過ぎていますが、降りたことは一度もありません。
ところでテニスのウィンブルドン選手権が開かれる
通称「オールイングランドクラブ」へは、
このウィンブルドン駅から少し離れているため、バスに乗る必要があります。
このオールイングランドクラブには、
ウィンブルドンテニス博物館(Wimbledon Lawntennis Museum)があります。
Seaviewは行ったことがありませんが、テニス好きの方にはお勧めです。
ウィンブルドン選手権(全英オープン)期間中は、試合のチケットを持った人のみ、
追加料金なしで入場できます。
詳細は公式サイト(英語)でご確認ください。
http://www.wimbledon.com/en_GB/museum_and_tours/index.html