夏の暑い盛り、いかにして涼しげに食事をいただくか、
いろいろ方法もあると思います。
京都では鴨川の納涼床や、高雄や貴船の川床での
清流の眺めと水音を聴きながらの食事は、
贅沢なひとときと言えましょう。
そのような場所を京都で見たことはあるのですが、
残念ながら実際にそこで食事を味わった経験はありません。
でも、Seaviewは意外な場所で川床を体験していました!
場所はなんと
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの中の
スルプスカ共和国の首都・バニャルカ(Banja Luka)です!!
2000年と2003年の2回、Seaviewはボスニア・ヘルツェゴヴィナを訪ねました。
1回目はバニャルカ空港から、2回目はクロアチアのザグレブ空港から
セルビア人の友人の迎えを受けました。
2回目のときは、クロアチアからボスニア・ヘルツェゴヴィナに
友人の自家用車で国境を越えるという貴重な経験もしています。
この友人は2回ともお気に入りのレストラン(写真左)に連れて行ってくれましたが、
ここにはなんと、川床(写真中)があったのです!!
バニャルカ南部の少し山手になった地区に、
そのレストランはありました。
川床の上では、川魚の料理をいただきました。
透き通った清流が流れ、川の中には魚の姿も見えます。
そして、上流から川の流れに乗って子供達が泳いできたり、
ボートで川下りをしていたりしました。(写真右)
食事をしたのは2回とも午後2時過ぎの遅いランチでした。
夏だったので、強い日差しが降り注ぐ暑い日でしたが、
川の水音が涼しげな雰囲気を醸し出し、
川の上を通り抜ける風が心地よさを演出していました。
ここでのランチほど、印象に残った食事はありません。
平和が戻ったボスニア・ヘルツェゴヴィナでの、のどかな記憶でした。
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