みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もまにあ道とヨーロッパ旅行道場をよろしくお願いいたします。
さて、2008年新春スペシャルとして、
連載ドキュメント「2004年パリの元旦・雪景色」をお届けします。
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2003年12月31日、私はヴェルサイユ宮殿に程近いホテルの
トリアノンパレスでくつろいでいました。
フランスにいるくせに、NHK紅白歌合戦を見ていました。
ホテル内のレストランは予約客のみの営業だったため、
やむなくルームサービスを頼みました。
ちょうど、はなわが「佐賀県」を歌い始めようとしたとき、
スパゲッティ・ボロネーズ(=ミートソース)が部屋に運ばれました。
一緒にエビアンのイヤーボトル2004がサービスされました。
こうして豪華な雰囲気の中、大晦日の夜は更けていきました。
年が明け、2004年になりました。
朝起きてテレビで天気予報を見ると、びっくり!
なんと、大雪警報が発令されていたのです。
でも、その時は地面に雪はなく、降ってもいませんでした。
その後、朝食をとるために1階のレストランに行ったところ、
窓の外では雪が降り始めていました。
そしてみるみるうちに積もっていったのです!
この日は日本への帰国の日でしたが、
フライトの出発まで少し余裕があったので、、
朝食後にヴェルサイユ宮殿に行ってみました。
元旦ですから宮殿はお休みですが、庭園へは自由に入れました。
観光客は皆無に等しかったのですが、たまにアジア系の人がいました。
日本人に見えたのですが、会話を聞いてみるとみんな韓国語を話していて、
寒さに強い韓国人観光客と判明しました。
客もほとんどいないヴェルサイユ宮殿は見事に雪化粧。
でも、宮殿よりも広大な庭園がすべて真っ白になっていたのは圧巻の風景でした。
カメラを持参していた私は、とにかくたくさんの写真を撮りました。
雪が積もることがあまりないヴェルサイユで、
寒かったものの夢心地のような雰囲気を味わうことができました。
その後、部屋に戻って帰国の準備です。
その2に続きます・・・!