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2004年パリの元旦雪景色その2

◇評価 10ポイント
◇閲覧回数 7,002
◇登録日
2008年1月2日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    このネタは連載になっております。
    初めて読まれる方はその1からどうぞ!

    ヴェルサイユから空港へ直接行ける公共交通機関はないので、
    ホテルでハイヤーを頼み、ワンボックスカーのプジョー807に乗りました。
    雪とはいえ、路上にはそれほど積もっていなかったことから、
    高速道路をスムーズに走ってドゴール空港ターミナル2Bに到着しました。

    この時は、JALのマイレージをためて獲得した
    特典航空券でパリに来ていました。
    しかし、帰りのJAL便はチューリッヒ発しか取れなかったので、
    別途きっぷを用意してスイス国際航空LX635便を
    パリ・ドゴール−チューリッヒで予約していました。
    スイス国際航空カウンターでチェックインを済ませました。

    ドゴール空港は雪の影響をまともに受け、欠航が相次いでいました。
    そんな中で待合室でずっと待っていたものの、LX635はDELAYED(遅延)表示のままです。
    もちろん本来の搭乗時刻は過ぎ、さらに搭乗予定時刻も表示されません。
    近くにいたイギリス人の子供とおしゃべりをして時間をつぶしていました。

    出発予定時刻から1時間が過ぎた段階で、
    LX職員によってチューリッヒでJL452便に乗継予定の乗客が集められました。
    LX635便が出発する見込みが立たないため、
    チューリッヒでの当日乗継が不可能になり
    翌日以降の便に振り替えるように要請されたのです。

    該当者は53人で、全員日本人でした。
    内訳はJTB(添乗員付き)30名、新日本トラベル(添乗員付き)17名、
    近畿日本ツーリスト(添乗員なし)5名、そして個人のSeaview1名でした。
    LX635便はエアバスA319を使用しており、定員は120人前後なので、
    乗客の半数近くが日本人だったわけです。

    こうして雪による混乱への対応が始まりました。

    その3に続きます。
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