エイトボールはナインボールに次ぐメジャーゲームのひとつですが、マイナールールも多くプレーヤー同士で事前にルールを確認して置かないとトラブルの元になります。
ここでは公式戦に使用されているNBA公認ルールについて解説します。
まず、先攻後攻はバンキングで決定します。通常はバンキングの勝者がオープニングブレイクを行います。その後のブレイクは2つの方式があります。
・ウィーナーズブレイク(セットを取ったプレーヤーがブレイク)
・オルタネートブレイク(得セットに関係なく交互にブレイク)
一般にはウィナーズブレイクを採用する場合が多いようです。
ボールの並べ方は以下のとおりです。
ここで決められているのは8番と5番、10番の位置だけです。8番はラックの真ん中に配置させ、5番の位置に1〜7番のいずれか、10番の位置に9〜15番のいずれかを配置すれば後のボールは任意で構いません。
ブレイク以外は
全てコールショットでプレーします。エイトボール以外がコール以外のポケットに入った場合はボールは戻さずにプレーヤーが交代します。
プレーヤーはローボール(1〜7番)、ハイボール(9〜15番)に別れ自分のグループボールを全てポケットした後に8ボールを狙う権利が発生し、合法的に8ボールをポケットすればそのプレーヤーがセットを得ます。
==グループボールの決め方==
ブレイク後に最初にコールショットによって合法的にポケットされたボールを自分のグループボールとします。
(すなわちブレイクでボールがポケットされたかどうかはグループボールの決定に関係ありません。)
==エイトボールの独自ルール==
・グループボール決定後は自分のグループボールに最初に当てなければファールとなります。
・8ボールの権限が発生していない状況で8ボールをポケットするとそのセットを失います。
・8ボールをポケットする権利を得たプレーヤーがファールを犯すとそのセットを失います。
==ファール==
共通ファールが適用されます。
ファール後は相手プレーヤーが自由な位置に手玉を移動しプレーを再開します。(フリーボール)
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