ナインボールやエイトボール以外のゲームは知らないという人も多いと思いますので今回は14−1を紹介します。
14−1(フォーティンワンラック)はストレートプールとも呼ばれます。ファール時の対応を除いてルールは比較的シンプルですが、高度なテクニックと知識が求められる上級者向けのゲームです。
ルール:
ボールは番号に関係なく全てポケットされたものを1点と数えます。ファールをした場合は-1点となりますが、相手はフリーで撞く事は出来ず基本的にその場からのプレーが要求されます。すなわち戦略上1点を失っても良いからワザとファールをしてより多くの得点を取るということも認められています。(ファール時の対応は色々あるので割愛します)
ポケットする際には全てコールショット(入れるボールとポケットを指定)で行います。コールしていないポケットに先球が入った場合には落ちたボールをフットスポットに戻しプレーヤーが交代します。勝敗は基準点に先に達した方を勝者とします。プライベートでは50点などのショートゲームが行われることもありますが、公式戦の場合80〜100点となっている場合が多いようです。(この得点差によりハンデを付けることもあります)
全てコールショットなのでブレイクでコールをすることは非常に困難な為、得点をせずにセーフティプレイを行うのがセオリーです。相手プレーヤーに不利になるようにブレイクをする訳です。また、通常はバンキングで勝利したプレーヤーがブレイクを撞きますが、14−1は先行が不利になるため通常はバンキングの敗者がブレイクを行います。
また、1ラックは15個しかないので目標点数を達成するにはラックを組み直す必要があります。ここで他のゲームと違うのは最後の1個(すなわち14個をポケットした時点)でラックを組みます。
私がプレーしている動画はYouTubeにアップしてないので、ホプキンスとホーマン(どちらも世界のトッププロです)のゲームがアップしている動画を見つけたので貼り付けて置きます。ラック跨ぎは1と2の動画の間で観られます。