クサガメは、もともと日本にいるカメさんのイメージが強いと思いますが、
現在日本に生息するクサガメさんは、もともと日本にいた国産のクサガメだけでなく中国産がいます。
中国産のクサガメさんは、もともとペットとして輸入されてきてそのまま日本に生息しています。
それもあって現在は、クサガメさんのはっきりした産地やルーツは区別がつきにくくなってきています。
昔読んだ本「みんなのしらないカメの話」に書いてあった内容によると・・・
中国産のクサガメには、甲羅の甲板の周りをふちどるような黄緑の線が入っているため、
そういったクサガメは「ゼニガメ」ではなく「キンセンガメ」と呼ばれる旨が書かれていました。
昔出版された本のためか、文中の表記では台湾産も含めて「中国産」という表記になってますが、
「キンセンガメ」と呼ばれているのは中国大陸産でははく、正確には台湾産の個体を指すそうです。
(↑hunter_KIさんからコメントでいただいた情報より、若干訂正・付け足しさせていただきます。)
一般的には「外国産のクサガメは、黄色い線が入っている」という認識になっているようです。
自分も、幼少期に読んだ本の影響からかそのイメージがついてしまっています・・・笑
そして、別の情報によると、中国産クサガメは大きさにも特徴があるそうです〜!!
中国のクサガメは、成長しても日本産より5〜6cmくらい小ぶりの個体になるんだそうです。
(オスは最大甲長は約15cm、メスでも最大甲長は約23cmとちょっと小ぶりの大きさです。)
一方、日本産のクサガメは、オスは15〜20cm、メスは20〜30cm前後までになります。
中国産よりも日本産のクサガメさんのほうが、実は大きくなるんだそうです。
・・・うーん、大陸産の亀のほうが大きく成長するイメージがあったので、コレはちょっと意外!!
わたしたちにとって身近な亀であるクサガメですが、実はかなり奥が深い亀さんなのです。
どこの地域産なのか、明確に区別をすることは難しいですが、同種でも地域ごとに傾向があるという。
どの亀さんもステキでかわいいので、ショップ等で見かけるともっといろんなことを知りたくなります。
マニアーナ!まゆみんでしたっ♪
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