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風邪薬・パラセタモール

◇評価 10ポイント
◇閲覧回数 13,984
◇登録日
2008年1月7日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    ヨーロッパへ行く時、風邪薬や胃腸薬などは、
    普段使い慣れた日本のものを持っていく方が良い、とよく言われます。
    その理由は、私がイギリスに住んでみて、
    そしてフランスで病院に駆け込んでみて初めて分かりました。

    薬は本来は医師の処方箋に基づく形で購入するものですが、
    日本のように、薬局で自分で選んで買うことができる薬のことを
    OTC(Over The Counterの略)と呼んでいます。
    このOTCの薬は、一般的に効き目が穏やかなので、
    その分安全性も高くなっています。

    イギリスにもOTCの薬は存在します。
    しかし、成分をよく見るとちょっと驚いてしまいます。

    イギリスではパラセタモールという成分が、風邪薬としては一般的です。
    日本ではパラセタモールのことをアセトアミノフェンと呼んでいます。
    ところが、日本の第一三共ヘルスケアが出している
    新ルルA錠ではアセトアミノフェンが1日の服用量で900mgなのに対し、
    イギリスではパラセタモール1000mgを1回の服用量としているのです!!

    素人が見ても、日本の1日分以上の分量を1回で服用するのですから、
    必然的に薬の効き目がそれだけきつくなる可能性があります。

    このため、海外で日本と同じ感覚でOTCの市販薬を
    気軽に買うのは避けましょう。
    イギリスの場合も日本同様、薬局には薬剤師がいるので
    英語ができるなら是非相談しましょう。
    そしてできることなら現地の薬を買う場合は、
    医師の診断を受けてから、処方箋を出してもらうことをお勧めします。
    なお、フランスでは原則としてOTCの市販薬は存在せず、
    処方箋がないと薬が買えませんので、ご注意ください。
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