ヨーロッパでも宅配便を国際レベルでやっている会社は結構あります。
アメリカ資本のフェデラル・エクスプレス(FedEx)や
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、
ドイツ資本のDHLなどが幅を利かせています。
そして郵便局から送るのも結構ポピュラーです。
特に国際郵便小包の場合、税関申告の様式が
郵便専用のCN22とCN23という様式を使用していて、
通関も一般の荷物とは別扱いになるのでスピーディです。
荷物の大きさがそれほど大きくない場合は、
郵便小包が便利です。(上限は原則30kgまで)
ところで日本へ送る場合は、日系の運輸業者を使うと
スムーズに送ることができるので、お勧めです。
というのも、日本の税関の事情を熟知しているので、
あらかじめ通関書類を完璧に作ってくれることから、
結果的にスムーズな配達につながるわけです。
パリやロンドンなどでは、国際宅急便を扱っている
ヤマト運輸が営業拠点を持っています。
発送時に通関書類を書く手間はあるものの、
一度発送するとあとは届くのを待つだけで済む場合が多いのです。
また、海外在住者には有名な
OCS(海外新聞普及)も利用できます。
もともとが日本の新聞や書籍を世界各地に向けて
配送する会社なので小回りがききます!
海外からの荷物の発送は現地の代理店に頼むと結構ややこしく、
その割りに高い運賃がかかることが多いです。
日本の業者が入っている場所なら迷わずそれを使いましょう。
日本の物流がいかに信頼できるか、を実感することができることでしょう。
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