ヨーロッパに行く場合、お金は一般的にユーロを用意すると便利です。
もちろん、非ユーロ圏(例えばイギリス=ポンド、スイス=スイスフランなど)
だけに行く場合はその通貨でもいいですが、複数国へ行くならやっぱりユーロです。
さて、このユーロを公式に通貨として使用しているのは
下記の国々です。(2014年1月現在)
ベルギー、ドイツ、ギリシャ、スペイン、フランス、アイルランド、イタリア、
ルクセンブルグ、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スロヴェニア、
スロヴァキア、フィンランド、マルタ、キプロス、リトアニア、ラトビア
(出典:駐日欧州連合代表部公式サイト)
http://www.euinjapan.jp/union/emu/
また、自国の通貨を持たずに隣接国の通貨をそのまま使用する
アンドラ、サンマリノ、バチカン、モナコでも使われています。
さらに、自国の通貨が不安定なのを理由に、
ユーロが事実上通用してしまう国もめずらしくありません。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナでは独自通貨「兌換マルク」がありますが、
これは現在は存在しない旧ドイツマルクと同じ価値の通貨であるため、
1.95583マルク=1ユーロの公定レートが存在する関係で、
ユーロも広く流通しています。
私自身が現地(バニャルカ市)での支払い状況を見て確認しました。
一方「トルコリラ」が公定通貨のトルコでも、航空運賃はユーロで表示される上に、
銀行の海外送金もユーロ建てで行なわれるなど、準公定通貨とみなされています。
こちらはトルコ人の友人に確認しました。
そんなわけでヨーロッパへ行くには、ユーロが必需品なのです。