最近、ブログ等でちらほら出てきているのですが、
ヨーロッパでクレジットカードの支払いをするのに、
請求が日本円になっているケースが発生しています。
この件で、不満を持っている人が出てきており、
三菱UFJニコスなども注意喚起をしています。
これは次のような流れになっています。
まず、支払い場所で「20ポンドです」と言われ、
日本で発行されたクレジットカードを渡します。
すると、印字された金額が日本円で4200円になっていた、
というものです。
この時、適用されたレートが通常のものより悪い換算率であると、
日本人の支払い者が不満を持つというものなのです。
この件については「事前に日本円で支払うか尋ねられなかった」ということで、
ポンドでの支払いを求めてホテルやカード会社などにクレームをつけており、
相手の対応に結構時間がかかっているケースもありました。
中には「ポンドにしますか?日本円にしますか?」と
尋ねてくる場合もあるようですが、会計担当者の独断で
勝手に日本円にするケースもあるようなのです。
では実際はどうなのでしょうか?
実はSeaviewも事前に尋ねられることなく、
一方的に日本円での請求をされたことがあるのです。
場所はロンドン・パディントン駅の中の荷物一時預かり所。
ここでの支払いをDC VISAカードでしたところ、
勝手に日本円で決済したのです。
さらにレートも日本人に不利なものだったのです!
その場で「なぜポンドにしない?」と抗議をしましたが、
「日本のカードを持つお前には選択権がないから日本円で支払え!」と返されたのです。
しかも、ここではサインではなく暗証番号(PIN CODE)で承認したので、
気付いた時には後の祭りでした。
幸い、この時は小額だったためそれほど損をしませんでしたが、
次回以降ここで支払う時は、イギリスの銀行口座に連動した
デビットカードを使うことにするつもりです。
もし、ヨーロッパの店でのクレジットカード払いで、
金額が日本円で請求された場合で、レートに不満がある場合は、
絶対サインや暗証番号を押すことはしないでください。
相手が引き下がらない場合で、金額が小額である場合は、
現金やトラベラーズチェックでの支払いに切り替えましょう。
コメントはまだありません。