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Lv.89
■冬眠に必要なもの
○冬眠用水槽
コンテナ、衣装ケース、トロ船など、空気が通り、頑丈で、亀が脱走しないもの。
○暗くする覆い
冬眠用の水槽を覆うもの。段ボール箱、板、空気穴を開けたビニールシートなど。
○レンガ
冬眠中の亀の息継ぎや足場。冬眠前後の亀が、好きな深さの場所へ移動できます。
○落ち葉
冬眠中の亀の目隠し、床材、足場になる。タンニンやバクテリアによる殺菌効果も。
冬眠用水槽は、コンテナのフタに穴を開けたもの。脱走防止などを考えた結果、これになりました。→ 水槽の作り方はこちら
■冬眠のための準備
○ヒーターは使わずに飼育
冬眠させる亀たちは、ヒータで保温しないで温度変化を自然に任せたまま飼育します。
○ 落ち葉のアク抜きをする
落ち葉を入れるときは、2〜3週間ほど水にさらしてアク抜きしておきます。(10月ごろから準備)
○ 絶食させ内蔵を空っぽに
未消化の餌やフンが体内に残ると、亀が死んでしまいます。冬眠前の一週間は絶食させてください。
■亀の冬眠のさせ方
10℃以下(11月半ば以降)になったら冬眠させます。冬眠水槽に、レンガや落ち葉などをセッティング。
※冬眠の水深は、亀が底に沈んだ状態で「甲羅の高さの3倍」が目安。
※スムーズに冬眠に入れるよう、段ボールなどで水槽を軽く覆います。
■冬眠中のお世話は?
○水温は5℃前後を保つ
5℃前後の暗い場所(軒下など)に置き、3月頃に目覚めるまでそっとしておきます。
○絶対に凍結させない!
0℃以下になると、一緒に亀も凍結して死んでしまいます。凍結させないよう注意。
○定期的に中の水を足す
水が蒸発すると、亀が死んでしまいます。2週間に1回ほど、そっと水を足します。
○水換えや世話は最小限
冬眠中の世話は、最小限に。フン・大きなゴミ・汚れを取りのぞく程度で良いです。
■亀の冬眠の注意点
10℃以上だと、亀は冬眠しようとしません。10〜15℃前後の温度は、亀にとって「冬眠するには暖かく、餌を食べて活動するには寒すぎる」という状態。絶食のまま動き続けると、体力を消耗してしまいます。
冬眠失敗(冬眠してくれなかったとき)に備え、水中ヒーターは必ず用意しておきます。なかなか冬眠しないときは、様子をみて保温飼育へ切り替えてください。
続きはこちら →【亀の冬眠】冬眠から起こす方法と冬眠明けの飼育
(2021年2月10日 改訂)
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