クサガメ・イシガメ・ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)などの亀が、餌を食べない原因と対処法です。以下をチェックしてください。
【1】低温(20℃以下)のとき
亀たちが餌をしっかり消化吸収できる適温は、25〜30℃。20℃以下だと、餌を食べません。温度変化が激しくなる春や秋は、食欲が落ちます。
【2】水槽の水が汚れている
水槽の水が汚れていると、餌を食べません。水の汚れは、亀の病気や不調の原因になります。水換えをこまめにすることが大切です。
【3】餌に飽きた・好き嫌い
同じ餌ばかり与えていると、飽きて突然食べなくなることも。また、亀の餌は、メーカーや種類で好き嫌いがあります。食べないときは、他の餌に変えて様子をみてください。
【4】水槽が狭すぎるストレス
水槽が狭いと、ストレスで餌を食べなくなることも。甲長10cmほどの亀1匹につき、60cm水槽ほどのスペースが必要です。
【5】体調不良や病気のサイン
病気だと餌を食べません。目が白く腫れるのは、ハーダー氏腺炎。ヒューヒュー口呼吸する・鼻水・体が傾くのは、風邪・肺炎。すぐに動物病院を受診してください。
【6】メスの場合「卵詰まり」
産卵前の亀は、食欲が落ちます。オスなしでも無精卵を産むことがあり、穴を掘るような動作をします。卵詰まりになることもあるため、動物病院を受診してください。
亀たちは、その日の天候・気温・気分で食欲が変わります。2〜3日食べなくても問題ありませんが、2週間以上何も食べず元気がないときは要注意。早めに対処することがポイント!