日本の旅館に泊まれば、たいていはお茶の用意があり、
その土地の自慢のお茶菓子が置いてあったりします。
そのお茶菓子がおいしければ、旅館の売店で買って帰る事もできます。
そして日本のホテルでも、お茶や紅茶のティーバッグや
インスタントコーヒーは無料で用意してあることが多いです。
電気ポットもあって、湯沸しをしてお茶やコーヒーが飲めます。
ではヨーロッパではどうでしょうか?
イギリスでは多くのホテルで電気湯沸しポットが備え付けられ、
ティーバッグとインスタントコーヒーの無料サービスが用意されています。
イギリスではお茶菓子としてショートブレッド(ビスケットの一種)や
クッキーなども無料で用意してあることが多いです。
一方、フランスではそのような設備をあまり見かけた覚えがありません。
中級クラス以上のホテルでは、せいぜい冷蔵庫の中に有料の飲み物があるくらいです。
この場合、ガラスのコップは洗面所だけでなく、部屋の中にも備え付けてあります。
最近ではミネラルウォーターを部屋に無料で用意するケースも増えてきました。
もちろん冷蔵庫の中のものは有料なのですが、
洗面所に置いてあったり(写真左:イギリスの一例)、
部屋の中でもテーブルに用意してあったりするもの(写真右:フランスの一例)は
無料で提供されていることが多くなっています。
日本ではホテル内にコンビニが出店することが近年ブームになっていて、
飲み物やお菓子を買うのに不便はないのですが、
ヨーロッパにはそのような設備はまずないと考えた方がいいので、
ホテルに到着して飲み物の用意がなかったら、
近所のスーパーなどに出かけて調達しておきましょう。
特に水に関しては必需品なので、早めに手を打っておきましょう!