これからヨーロッパもだんだん暑くなってきます。
のどの渇きを癒すためにも、ミネラルウォーター選びは重要になってきます。
イギリスは水道水は飲めないことはありませんが、
スコットランド等を除きあまりおいしくありません。
このため、現地の人々も飲み水はミネラルウォーターを飲んでいます。
イギリスの場合は国産が多く、
日本に輸入されているものがほとんどないため、
なじみがないブランドが多くなっています。
水の味は結構気になるものです。
そこで、比較的手に入りやすいミネラルウォーターをガイドします。
Buxton(バクストン=写真左)
イギリスで一番見かける機会が多いのがこれです。
もともとはイギリス固有のブランドですが、フランスのぺリエに買収されたあと、
ペリエごとネスレに買収されて現在に至ります。
イングランド北部のダービーシャー州を水源としており、
比較的硬めの水質になっています。
このため、やわらかめの味を好む日本人にはちょっと違和感があるかもしれません。
Brecon Carreg(ブレコン・カレグ)
ウェールズを代表するブランドですが、イングランドでも多く見かけます。
オリジナルだけでなく、イギリス最大のドラッグストアチェーンの
ブーツ(Boots)向けのプライベートブランド(写真中)もあるため、
むしろこちらの方が見かける機会が多いかもしれません。
やわらかめの味で、比較的飲みやすくなっています。
Highland Spring(ハイランド・スプリング=写真右)
スコットランドを代表するブランドで、イギリス全体でも高級品扱いになります。
ただ歴史は比較的浅く、1979年に出荷を始めています。
すっきりした飲みごこちで、軟水好きの日本人にも親しまれています。
水源は2005年に行われたグレンイーグルス・サミットの会場の近くです。
Sainsbury Caledonian Water(セインズベリー・カレドニアン・ウォーター)
数あるスーパーマーケットのプライベートブランド商品の中で、
この水は低価格にもかかわらずおいしいことで人気を集めています。
イギリス人はもちろんですが、スコットランド産の軟水なので
日本人の口にも合い、評判がいいことで知られています。
PB商品ですからセインズベリーのみでの発売になっていますが、
ロンドン・ヴィクトリア駅のように駅ナカ出店もありますので、
探し出すにはそれほど苦労はないでしょう。
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