お待たせしました。ヨーロッパでSeaviewが実際に訪問した世界遺産を、
不定期ではありますがシリーズで順次紹介していきます。
Seaview的には、ネタ切れになったときの救世主という意味合いもありますが(笑)!
第1回目はリクエストが多かったアテネのアクロポリスをご紹介します。
古代文明の都市・アテネはギリシャの首都であります。
オリンピック発祥の国ということもあり、関連した遺跡も多く見られます。
ちなみにSeaviewは2004年にアテネ・パラリンピックを観戦しており、
その際にこのアクロポリスを訪ねました。
この時はパラリンピックの選手も多数訪れており、
新設されたばかりのバリアフリー設備を利用して見物していました。
この遺跡には入場料が必要ですが、当時イギリスの大学の
大学院生だったSeaviewは学生証を提示しました。
「どこの国の大学ですか?」
「UK(イギリス)です」
「では無料ですのでどうぞお入りください」
ギリシャはEU加盟国。少なくともEU加盟国の大学の学生は
無料で入場できるようです。
この遺跡はあまりにも古いために、頂上のパルテノン神殿以外は
一見がれきの山に見えます。しかし、それぞれに深い意味があり、
なんてことのないひとつの柱にも説明書きがついていたこともありました。
また、野外劇場は2つあり、ひとつは修復せずに
そのままの状態で保存されていますが(写真右)、
もうひとつは美しく復元され、実際に演劇やコンサートに活用されています。
単なる遺跡としてみるのではなく、本来の目的に沿った活用法として
大いに注目すべきことだと思います。
頂上のパルテノン神殿は当時修復工事中でした。
しかし、その美しさは数千年の時を越えて現代に残っています。
そしてアテネの街並みが一望でき、
白い建物が並ぶすばらしい景観を楽しむこともできます。
世界文化遺産・アテネのアクロポリスは、
アッティコ・メトロが運行する地下鉄2号線の
アクロポリ(Acropoli)駅で下車した後、少し歩きます。
都心から近いので、アテネを訪ねたら気軽に訪問できます。