今回、最初に宿泊したのは初訪問のリヴァプールです。
マーシー川の河口近くにある港町として発展した場所で、
にぎやかな商店街があるほか、昨年10月には
再開発地区が巨大なショッピングセンターの
「リヴァプール・ワン」(写真)としてオープンし、話題を呼んでいます。
http://www.liverpool-one.com/
その一方で、リヴァプールは歴史も大切にします。
かつて港町として貿易などで栄えたことが、
この街に多くの遺産を残しました。
それは建物ばかりではなく、港湾設備も含まれており、
これらが一体的に世界文化遺産に指定されたのです。
代表的なものに、アルバート・ドック(Albert Dock)があります。
もともとは港湾設備のひとつとして作られたこの施設も、
現在は再開発されて、レストランや商業施設とともに、
複数の博物館が開設されています。
http://www.albertdock.com/
その中でも代表的なのは、マーシーサイド海洋博物館です。
マーシーサイド(Merseyside)はリヴァプールを中心とした地域の地名で、
マーシー川に沿っていることからこの名があります。
港町として栄えたリヴァプールを象徴する博物館といえます。
しかし日本人を含め、世界的に有名な博物館が他に存在します。
ザ・ビートルズ・ストーリー(The Beatles Story)です。
ここには、ビートルズの軌跡が数々の資料と共に展示されていますが、
単に栄光の歴史を紹介するのではなく、
いろんな人と出会いと、それがグループに与えた影響について
深く追求した内容になっています。
このため、ビートルズの音楽にあまり興味がなかったSeaviewも、
その展示内容に引き込まれていきました。
アルバート・ドックの他にも歴史的な建物が残されており、
特に象徴的なのはライバー・ビルディングです。
時計台を持ち、その上にリバーバードの銅像があるこの建物は、
荘厳さと絢爛豪華さを兼ね備えた重厚なビルといえます。
このライバー・ビルディングとリヴァプール港ビルディング、
そしてキュナード・ビルディングを合わせて、
「スリー・グレース」と呼ばれています。
これはリヴァプールの魅力の一部に過ぎません。
都会の楽しみだけでなく、歴史を感じさせるところに、
リヴァプールの奥深さがあるように思えます。
新旧が共存するこの街を訪問することを、Seaviewはお勧めします!
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