2008年3月3日、日本列島で今年初の黄砂を観測しました。
今回の黄砂は2/29頃にゴビ砂漠周辺にて起きた強風いよるものだといいます。
黄砂は、中国大陸の砂漠域で巻き上げられた砂が偏西風など上空の風で飛来し、空が黄色くかすんで見える現象です。
飛来する途中に、中国工業地帯や都市部で発生した硫黄酸化物などの大気汚染物質が含まれていることがあります。
この黄砂によって、化学物質でのアレルギー被害がでる事もあります。
ここで問題なのは、日本に到達する頃の黄砂は、中国の都市部への黄砂よりも粒子が細かく、花粉症と勘違いしてしまっている人がいる事。
実は黄砂による化学物質でのアレルギーの症状がでている人もいるのです。
最近は黄砂予報が出ていますので、とにかく黄砂を浴びないように注意が必要です。
気象庁:黄砂観測実況図