リクガメを飼う前に知っておくべきこと
リクガメを飼いたいと思う方必見!リクガメをお迎えする前に、
「知っておいた方がよい情報」「心構え」をご紹介します。
餌、電気代、何年生きるのか、世話にかかる手間暇、注意事項など、お迎えするのに事前に知っておくべきことが分かります。
「こんなはずではなかった」と後悔することのないよう、事前にしっかりとシュミレーションされることをおすすめします。
1、何十年にわたって飼育費用がかかる
リクガメの寿命は大変長く、30〜50年以上。その間、毎日の電気代・床材代・餌(野菜代)が必須。また、日々のお世話も何十年と続けていかなければなりません。病気や怪我をすれば、動物病院で万単位でお金が飛ぶことに。
2、ライフスタイルが変化しても飼育可能か
飼い主のライフスタイルは、常に変化し続けます。進学・転勤・結婚といった「飼い主の人生設計」もある程度考えた上で、お迎えのタイミングを。自分自身の生活環境を考え、飼育可能なサイズのリクガメを選ぶことが大切です。
3、体温調節ができず電気代は年中かかる
爬虫類であるリクガメは、変温動物。食べ物を消化吸収し、健康に活動するための適温は、25〜30℃。人間と同じように「冬は保温・夏は涼しく」が基本。夏の間は熱中症になりやすく、外出時はエアコンつけっ放しになります。
4、小型種はウサギ・大型種はヒツジと同じ
リクガメを飼うイメージは、よく他の草食動物たちと比較されます。
餌の量・破壊力・排泄物の量も含めて、小型種のギリシャやヘルマンは「
ウサギ」。大型種のケヅメやヒョウモンは「
子ヒツジ」を飼うのと変わらない認識が必要です。
5、一部屋分ほどの飼育スペースが必要
リクガメと、常に同じ部屋で生活を共にするのはなかなかハード。90〜120cm水槽を置けるスペースの部屋が必要です。室内で排泄をすると、ニオイがこもったままになります。(苦笑)生活スペースは分けるのがおすすめです。
6、歩くガタガタ音・階下への騒音に注意
昼夜問わず、ケージ内でガタガタ暴れることも。夜中に暴れると、飼い主もなかなか眠れません。(苦笑) 特に、周囲や階下への振動がとても伝わりやすいです。壁の薄い賃借での飼育には、細心の注意が必要です。
7、リクガメを診てもらえる病院が少ない
リクガメや爬虫類を診察できる動物病院は、まだまだ少ないです。地方では、都会まで出ないと病院が見つからないケースも。近くに、リクガメ(爬虫類)を診察可能な病院があるかどうかを調べておく必要があります。
以上が、「リクガメを飼う前に知っておくべき情報・飼育の心構え」です。リクガメとの暮らしは大変なこともありますが、楽しみや喜びもたくさん。飼育を検討中の皆さんは、是非、以下の記事もご覧ください。
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