日本でも最近は宿泊特化型ホテルがおおはやりです。
東横インやスーパーホテル、ルートインなどがおなじみです。
ヨーロッパでも日本とは少し形式が異なりますが、
宿泊特化型のチェーンホテルは結構たくさんあります。
その一部をご紹介します。
トラベロッジ(イギリス)
もともとは総合ホテルチェーンだったフォルテホテルズの中の
ロードサイドタイプのホテルとして、
高速道路のサービスエリアに隣接して建てられたのがはじまりです。
その後、フォルテホテルズは買収され、親会社の合併・再分離を経たあと、
レベル別に分けて解体されてしまいました。
最後まで親会社が持っていたトラベロッジも、
その後に独立したホテルチェーンとなりました。
現在は、街の中心部近くにも進出してきています。
写真はボーンマスの中心部近くに比較的最近できたものです。
基本は前払いで、インターネット予約では
クレジットカードでのオンライン支払を条件に格安料金も出ます。
運がいいと1泊1室£10(約2400円)という激安料金もありました。
最大で3人まで同室にできるので、とてもお得です。
http://www.travelodge.co.uk/
オテル・フォミュール・アン(F1ホテル)(フランス他)
ノボテル、イビス、ソフィテルなどで知られる
フランスの大手ホテルチェーン・アコーホテルズの格安部門です。
ここの部屋の特徴はなんといっても2段ベッドになっていることです。
とにかく寝るだけの場所、といっても過言ではありません。
もちろん、その分値段はお得です。
http://www.hotelf1.com/
ただ、このホテルは多くが幹線道路沿いにあるため、
クルマで行くことが前提になります。念のため。
なお、このチェーンはかつては日本にも進出しており、
群馬県伊勢崎市と静岡県沼津市にの2つが存在していました。
(現在は2つとも国内資本のホテルにリブランド済み)