ドロガメの仲間でも、とってもユニークで人気なカメさん「ハラガケガメ」。
小さい体なのに、実ははとっても気性が荒いというギャップの持ち主でもあります。
そんなハラガケガメさんの詳しい生態、飼い方などの魅力に迫ります。
(撮影地:ナゴヤレプタイルズワールド2012)
カメ図鑑 ハラガケガメ
学名:Claudius angustatus / 英名:Narrow-bridged Musk Turtle
生息地:中央アメリカ ユタカン半島(メキシコ北部〜東部、グアテマラ)
甲長:14〜15cm前後 (最大甲長はメス15cm、 オス 18cm)
食性:肉食性
●ハラガケガメの特徴と生態
裏返してみると、腹甲がとても小さく「まえかけ」をしているみたいに見えるのが特徴!!
腹甲が、ちっちゃいエプロンというよりも子供用の前掛け(はらがけ)のような形をしていて
これが「ハラガケガメ」という名前の由来になっています〜♪かわいいお腹です(・▽・b)
中央アメリカの池や沼に生息していますが、じつは泳ぎはあまり得意ではないようです。
あまり泳がず水底を歩き回って餌を探し、静かに生活をしているカメさんです〜。
食性は肉食傾向が強く、昆虫・甲殻類・魚・両生類などの小動物がおもな餌です。
ハラガケガメさんは成長しても13〜15cmほどで小型ですが、とっても気性が荒い!!
人が近づくだけでも常に口をあけて威嚇ポーズをとります。持ち上げると噛みつきます。
↑イベントで出会った上の写真のハラガケさんは、口を大きくあけて威嚇してました(;▽;)
●ジャイアントフォーム とは?
「ジャイアントフォーム」というのは大きく立派な個体のことですが、定義はさまざまだそうです。
ハラガケガメ ジャイアントフォームの特徴とされているのは、産地がメキシコ北部なこと。
メキシコ北部にいる個体(とくにオス)は、ほかの地域と比べて大型になる傾向があるそうです。
将来大型になりそうなこと、甲羅が分厚くキールがハッキリしたもののことを呼んでいますが、
愛好家のみなさんの間でも正確な定義はあまりハッキリしていない部分も多いそうです(・▽・;)
ハラガケガメさんのベビーはとってもかわいくて、ドロガメの仲間の中でも人気があります!!
最近ではいろんな地域から入荷も増え、日本のショップでも販売される機会が増えました。
ハラガケガメの人気にともなって、WC(野生)よりCB(繁殖)のカメさんが多くなってきています。
カラーバリエーションも、黄色(ハイカラー)などいろんな色や模様の子がいます〜♪
●ハラガケガメの飼育のしかた
あたたかい地域に住んでいるカメさんなので、寒さに弱く冬眠することができない種類です。
寒い季節は温度管理、あとは水質管理をしっかりするのがポイントになります〜!!
ハラガケガメさんはほぼ水棲で、あまり陸に上がらずほとんど水中で生活しています。
スッポンやほかのドロガメさんと同じように、水場を多くとって小さい陸場を用意します。
水槽・・・水槽や衣装ケースなど。60〜90cm水槽ほどの広さが目安。
水深・・・甲羅の高さの1.5〜2倍が目安。あまり深くしないのがポイント。
温度・・・適温は28℃前後。水温は一年中あたたかくキープし続ける。
ライト・・・紫外線を必要とするので、水棲ガメ用の紫外線ライトをつける。
餌・・・人工の餌を食べないことも多い。生餌や脂身のないお肉が中心。
あとは、とにかくカメさんを刺激したりせず、ストレスを与えないことが大事だそうです!!
小さいけれど人に絶対媚びない、「ワイルドだろぉ〜!!」という感じの野性のままの姿。
これがハラガケガメさんの魅力なのだなぁと思いました。 マニアーナ!まゆみんでした!!
解説者:まにあ道イメージガール マニアーナ! まゆみん
マニアーナ!公式ブログ :http://ameblo.jp/maniana-mayumin/
マニアーナ!公式twitter :http://twitter.com/maniana_mayumin
Amazon.co.jp 〜 カメ飼育グッズ 通販はこちら!! 〜
コメントはまだありません。