旅行ガイドブックに書かれた内容が、
現地に行くと違っていた・・・という不満を持つ方も多いと思います。
でもこれは、ある意味、やむを得ないことでもあるのです。
Seaviewは過去に雑誌連載や単行本の出版の実績があるので、
その時の経験をもとに書きます。
ガイドブックを出版する場合、まず原稿を書き、
校正があり、そして印刷されるというプロセスになります。
この期間は最低でも数ヶ月はかかるものです。
さらに原稿を書く前に取材をする必要があります。
執筆者は日本在住の人が多いので、
取材した時期と出版した時期との間が長いと、
データが古くなってしまうということもあり得るのです。
また、日本人の場合、英語や現地の言葉がほとんど分からない状態で
旅をする人も少なくありません。
こういった人たちの中にはは、日本語で書かれたガイドブックの内容を
うのみにしてしまい、それが絶対だと信じてしまうケースもあります。
これまでにも旅行関係の質問サイトでも、
現地在住者がその国の人に確認を取って実際の内容を書いても、
「ガイドブックに載っていたから間違いない」と反論する人までいるほどです。
以前にもミシュランガイドのネタで書きましたが、
ガイドブックはあくまでも参考のためのもの、と解釈してください。
出版社も心得たもので、内容に関しては現地で再確認するように促しています。
実際に再確認をする場合の手段としては、
主要なホテルに置いてある日本語でのフリーペーパーを読んだり、
それがなければ英語での無料の情報紙を頼ることになります。
Seaviewは現地に着いたら、可能な限りTourist Information(観光案内所)に行き、
パンフレット集めをして最新の情報収集に努めています。
みなさんも是非、観光案内所に行かれることをお勧めします。
正確な情報が手に入るだけでなく、現地でしか分からない、
新しい発見ができることも多いので、決してムダ足にはなりません!