■リクガメの病気 皮膚炎の種類■
リクガメさんの皮膚が炎症を起こして赤くなる、皮膚がめくれる、などのトラブルについてです。
皮膚がめくれるのは「脱皮かな?」と思うケースが多いですが、めくれ方には注意が必要です。
通常の脱皮の場合は、白くて薄い皮が部分的にポロポロとめくれていきます。そして、めくれた
部分には新しい皮膚がしっかりとできている状態です。
めくれた部分の皮膚がしっかりとできておらず、痛々しい赤い皮膚のままになっているときは
皮膚炎である可能性があります。以下の項目から、原因をしっかりとチェックしてみてください。
細菌による皮膚炎(細菌性皮膚炎)
小さい傷口などから、なんらかの原因で細菌が皮膚に入って炎症が起こっている状態です。
リクガメさんの抵抗力が落ちていたり、皮膚に傷などがついていた場合、また、ケージ内の
掃除をしていないなど、細菌が繁殖しやすい環境で飼育をしていると発症しやすくなります。
症状・・・皮膚がむける、皮膚が赤い、ただれている、膿みのようなものがある、など
治療・・・動物病院で診察を受け、消毒や抗生物質などの薬を処方してもらいます。
ビタミンA過剰摂取が原因の皮膚炎
リクガメさんの栄養素としても大切なビタミンAですが、ビタミン剤やサプリメントの使いすぎで
ビタミンAを摂り過ぎた場合、リクガメさんの皮膚が剥がれてくる症状が出てくることがあります。
脱皮と間違えやすいですが、過剰摂取の場合は分厚い皮膚が痛々しくめくれるのが特徴です。
症状・・・皮膚が深くめくれる、めくれた部分が赤いまま、付け根など柔らかい部位がむける
治療・・・ビタミン剤やサプリメントなどを使っている場合、すぐに使用をやめて様子をみる。
同じ皮膚炎でも、ケースによってさまざまな原因があります。
ビタミン剤やサプリメントなどを使用するときは、過剰摂取にならないように注意が必要です。
小家山仁先生の
「リクガメ大百科」に詳しい記載があるので、ぜひ参考にしてみてください!
マニアーナ!まゆみんでした。
解説者 まにあ道イメージガール マニアーナ! まゆみん
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