リクガメの睡眠時間について、よくある疑問・質問まとめです。
リクガメのベビーはよく寝ますが、日中寝てばかりのときは、
体調不良や病気・明るさが合わない・紫外線不足になりやすい、といった問題がある場合も。以下をチェックしてください。
■リクガメの睡眠について
○リクガメの活動時間帯は?
リクガメは昼行性。昼間に活動し、夜眠ります。睡眠時間は、日没〜朝までの10時間ほどです。
○ベビーの平均睡眠時間は?
生後1年ほどまでの間は、食事以外の一日の大半を寝て過ごします。活動時間は4〜5時間ほど。
○生活リズムができるのは?
成長とともに寝る時間が減り、生後2年くらいまでには自然と昼行性の生活リズムが整います。
○昼寝をしていても大丈夫?
成体のリクガメも、日中に昼寝をすることがあります。
食欲があり、体に異常がないときはそのままでも問題ありません。
■日中寝てばかりの原因
【1】飼育環境が暗すぎる
部屋が暗いとき、ライトが暗いときは、活動が鈍くなります。砂漠に生息する種類やチチュウカイリクガメ属のリクガメは、明るく日当たりよい環境を好みます。
【2】飼育環境が明るすぎる
インドホシガメやアカアシガメなど、森林やジャングルに生息するリクガメは、眩しく明るすぎる環境が苦手です。紫外線ライトなどの照明は「森林生物用」を使います。
【3】病気・体調不良のとき
いつも活動的なリクガメが、日中にじっとしている・目を閉じている・頻繁に寝ているときは、病気や不調の可能性が高いです。すぐに動物病院で診察を受けましょう。
■紫外線不足には注意!
ベビーのころに紫外線が当たらない状態が続くと、成長の遅れ・甲羅や骨格の歪み・代謝性骨疾患の原因に。
シェルターに隠れて眠るときは、昼間はシェルターを出して夜のみ入れるのがおすすめです。
(2021年2月11日 改訂)
Amazon.co.jp