イギリス・ボーンマス(Bournemouth)からバスで1時間ほどで、
ビーチがある小さな町・スワネッジ(Swanage)に着きます。
ここはもう世界自然遺産の「ドーセット及び東デヴォン海岸」の
指定地域に程近い場所でもあります。
このスワネッジから北に向かって、保存鉄道があります。
これがスワネッジ鉄道(Swanage Railway)です。
もともとはイギリス国鉄の路線でしたが、残念ながら廃止されてしまい、
現在は地元の人々が、蒸気機関車(写真左)や客車(写真右)の保存を主な目的にして
列車を走らせているのです。
乗車券は昔ながらの硬券(厚紙でできた小さなきっぷ)で、
日本の昔のきっぷと同じような感じです。
明治村の園内の汽車のきっぷとそっくりです!
線路自体は現在も英国鉄道のひとつ・サウスウェストトレインズ(SWT)に
北端で一応つながっていますが、運行は完全に分断されていて、
SWTからの直接の乗り換えはできず、バスでの連絡になっています。
蒸気機関車に引かれた客車はゆっくりとしたスピードで
パーベック半島の丘を走っていきます。
この半島には以前の
ネタで紹介したパーベックアイスクリームの工場もあります。
途中にあるコーフ・キャッスルCorfe Castle(写真)は、
廃墟になった城の建物が現在も残っていて、
現在も存在感を強く残しています。
スワネッジ鉄道は冬の間は週末のみの運行、それ以外は毎日運行です。
通常はイースター休暇から毎日運行になります。
交通はBournemouth Squareからmorebus(モアバス)が運行する
PURBECK BREEZERの50系統Swanage行き(写真)に乗車、終点で下車です。
http://www.morebus.co.uk/
Swanage Railwayの駅はバスの終点のすぐ前になります。
詳細は公式サイトをご覧ください。
http://www.swanagerailway.co.uk/
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