日本では、例えば電車(自由席)の車内などで
しばらく席を離れる時にその場所に荷物を置いて
「自分の場所」だという目印にすることが普通にあります。
でも、ヨーロッパではそれが通用しないので要注意です!!
Seaviewは、イギリスの電車の車内で座席(自由席)に
荷物を置いたままトイレに行って戻ってきたら、
荷物の場所を移されてその跡に他の人が堂々と座っていた、
という経験をしたことがあります。
また、ロンドンのマダム・タッソー蝋人形館では、
大きな荷物を部屋の隅においてトイレに行ったら、
係員に不審物として回収されてしまったこともありました。
つまり、荷物が人の手を離れると同時に、
持ち主不明とみなされて、勝手に動かされるのが普通なのです!
このため、ヨーロッパでは荷物を適当な場所に放置することは、
自分の荷物を放棄するのと同じようなことになるのです。
2人以上で旅行している時は、荷物をおいて場所を離れる時は
かならず他の人に見てもらうようにしてください。
1人旅の場合は、常に持ってまわることが望ましいのですが、
どうしても無理な場合は、近くの席の人で信用できそうな人に
荷物を見てもらえるようお願いすることをお勧めします。
実際にSeaviewは現地の人に荷物を見てもらった経験も多いです。
但し、列車内に荷物置き場が用意してある場合は、
勝手に持っていかれるケースはまずないので、
大きな荷物はかならず荷物置き場に置くようにしましょう。
今までそれで盗まれたことはありませんが、
時々荷物の確認をすることをお勧めします。
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