このネタは連載になっております。
初めて読まれる方は
その1からどうぞ!
チューリッヒ乗り継ぎのスイス国際航空(LX)成田行きに振り替えられた
6人のうち、Seaviewだけが先にチューリッヒ空港に着いてしまいました。
ここから成田まではスタンバイ(空席待ち)であるため、
到着してすぐに乗り継ぎカウンターで手続きしようとしましたが、
直接搭乗口まで行って、そこで手続きするように言われました。
成田行きまで時間があったので、空港内のレストランに入り
チキンと豆のトマトソース煮をご飯にかけたもので食事にしました。
その後、成田行きLX168/JL5072便の搭乗口が決まったので、
新しくできたターミナルEにミニ地下鉄で移動しました。
この便はスイス国際航空が運航し、JALが座席の一部を販売する形の
コードシェア便で、もともとJALのマイレージ特典航空券を持っていた
SeaviewはJL5072便として振り替えられていました。
搭乗口で1時間半待った後、近畿日本ツーリストの5人が後続便で到着しました。
一緒に搭乗口のカウンターに行って手続きをしたところ
「スタンバイなので直前にならないと座席が決まらない」
と言われてしまいました。
乗れないのでは、という不安の中、6人のうちまず3人の家族連れの
座席が決まって搭乗して行きました。
少し遅れてSeaviewが、続いて最後まで残っていた夫婦2人も
座席が決まり、出発ギリギリになって無事に帰国の途についたのでした。
こうして波乱に満ちたパリの大雪によるトラブルは
無事解決したのですが、実は後日談があります。
マイレージの特典航空券でチューリッヒ−成田間が無料だったのにもかかわらず、
通常はゼロのはずの搭乗マイルが加算されていたのです。
これは混乱の責任をとってスイス国際航空が運賃を負担したために
このようなことになったようです。
おかげで次の特典航空券獲得に大きく近づく結果となりました。
トラブルに遭遇することは不幸なことではありますが、
あわてず怒らず落ち着いて対処することが、
損害を最小に抑える秘訣と言えるでしょう。
5回シリーズでお送りしたドキュメントネタはいかがでしたか?
是非ログオンして感想をお聞かせください。