ヨーロッパの都会は、海岸以外に立地する場合、
たいてい比較的大きな川に沿って発達しています。
具体的にあげて行くと、下記のとおりになります。
ロンドン(イギリス)
「ロンドン橋落ちたー」と歌われるほどのこの街は、
テムズ川の両岸に発達してきました。
水運の拠点として都市は発展したのですが、
市の東部にはかつて造船所が存在したほどで、
現在の新都心のドックランド地区という名前に残っています。
パリ(フランス)
パリとセーヌ川は切っても切れない関係です。
その景観は世界遺産に登録されているほどです。
セーヌ川に浮かぶバトー・ムーシュは遊覧船として有名で、
パリの雰囲気を味わうのにぴったりの場所です。
大阪の中之島のような「シテ島」があるのも特徴で、
そこに有名なノートルダム大聖堂があります。
ブダペスト(ハンガリー)
ここはドナウ川に沿って発展してきました。
川の向こうにブダの丘があり、そこに建つ宮殿の美しさは見ものです。
このブダ王宮の丘も世界遺産に登録されています。
一方、ペストの側にある国会議事堂はドナウ川の水面に生え、
荘厳な雰囲気を醸し出しています。
他にも川に沿ったヨーロッパの都市は多く見られます。
一度、ヨーロッパ地図を眺めながら探してみてはいかがでしょう?