エレベータに乗ったときに気付くこと。
それは、建物の階数の数え方が国によって異なることです!
イギリスを例に挙げましょう。
イギリスでは日本の1階のことを「Ground Floor」(地上階)と呼びます。
このため、エレベータの表示も「G・1・2・3・4・・・・」
という具合になっているのです。
このことは、ホテルの部屋番号に影響することもあります。
イギリスでは一般的に地上階に部屋があることはあまりありませんが、
(たいていテナントでお店が入っていたりする)
空港近くなど街から離れた場所では地上階に部屋があるケースもあります。
その場合、日本だと「101」号室となるところが、
イギリスでは「G01」号室といった呼び方になることもあります。
これは大学の教室名でも見られます。
地下は日本と同じくBとなります。
BはBasementの略です。
部屋の表記も、
「B01」号室という書き方になります。
MというのはMezzanineの略で日本語では中2階の意味ですが、
イギリスではその語が一般的に使われているので、
地上階と1階の間は中1階とは言わず、「メッツァニン」と訳す形になります。
このM階に部屋があると、「M01」号室という表記になります。