2009年3月29日、ヨーロッパでサマータイムが始まりました。
グリニッジ標準時で3月の最終日曜日の午前1時になると、
時計を1時間進めるのです。
その結果、グリニッジ標準時そのままのイギリスでは
午前1時になると時計を午前2時に進めます。
イギリスとは1時間の時差があるフランスやドイツ、イタリアなどでは
午前2時になると時計を1時間進めて午前3時にします。
ところで、当のヨーロッパ人はどのように感じているのでしょうか。
国営放送のフランス・ドゥー(F2)は、
ニュースで街ゆく人々にインタビューをしていました。
「サマータイムになったら時計をどう進めますか?」
この質問に対して、答えは意外にもまちまちで、
「1時間進めるんだ!」「いや、1時間戻すんだ!」
と仲良しグループでも意見が分かれるありさま。
フランス人でさえ、感覚は鈍いのが現実のようです。
F2のニュースキャスターは、
「いつもと同じ時間に起床するのなら、
今夜は睡眠時間が1時間短くなります」
と前夜のニュースで伝えていました。
日本人が意識することのないサマータイムですが、
ヨーロッパ人もそれほど意識しているものではないようです。
日本でも導入を検討する動きがありますが、
その是非については、すでに実施している国々の様子を
詳しく知る必要があります。
特に日本人同様に几帳面な国民性を持つ
ドイツ人がどのような意識を持っているか、
Seaview的には非常に気になるところです。
サマータイムに関しては下記のネタもご参照ください。
「サマータイムのルール」
http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=475
「サマータイムの終わりは1時間長い夜」
http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=2190
なお、このネタを持ってヨーロッパ旅行道場は
通算500ネタに達しました。ありがとうございます!
Seaviewが投稿したネタは現在498ですので、
こちらが500ネタを達成するときに、記念ネタをアップします。