天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災者を見舞うため、福島県を訪問されました。
======以下、産経新聞を要約========================
天皇、皇后両陛下が2011年5月11日、福島市と福島第1原発から半径45km圏内の相馬市に入り、津波で被災した地域を視察された。
福島市の体育館で、陛下は南相馬市から子連れで避難する母親に「こうした事故があると、小さいお子さんがいると心配ですね」と話された。皇后さまは南相馬市の高校2年の男子生徒に「各地に友人が散り散りになってどれほどお辛いことか」と気遣われた。
宮内庁によると、相馬市へ移動する自衛隊ヘリの中で両陛下は、地震の起きた午後2時46分に合わせ、黙祷をされたという。
両陛下はその後、相馬市に入り、津波で壊滅的な被害を受けた海沿いの原釜・尾浜地区をご覧になった。この地区で146人の死亡が確認されたとする説明を聞くと、小雨の中傘を閉じ、クレーン車ががれきの中で動いている方に向かって黙礼された。
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天皇、皇后両陛下の勇気と慈愛に満ちた行動力に胸を打たれます。
両膝を折って、被災者のお話を真剣に聞かれ、温かいお言葉をかけるそのお姿、
相馬市では、被曝の危険を顧みず、傘をたたんでの黙礼。熱いものが込み上げます。
日本の天皇陛下は世界最古の帝です。その威光には並々ならぬものがあります。
世界の首脳は当然のごとく最高儀礼で迎えます。
エリザベス女王ですら天皇陛下には上座を譲ります。
日本建国以来、このように途切れる事無く続いた王朝は世界でも唯一です。