2005年11月、名古屋市に初めてお目見えしたものに、
B-Stop(登録商標)というシェルターつきバス停があります。
このバス停はエムシードゥコー(MCDecaux)という会社が名古屋市交通局と
共同で設置し、第22回名古屋市都市景観賞を受賞しました。
詳細は下記リンク(PDFファイル)を参照してください。
http://www.city.nagoya.jp/_res/usr/38703/22hyousyousakuhin.pdf
この
エムシードゥコーという会社は、フランスで広告看板を手がける
JCDecaux(ジェーシードゥコー)と三菱商事の合弁会社です。
JCDecauxはフランスをはじめ、ヨーロッパ各地で
シェルターつきバス停のビジネスを展開しています。
また、他にもイギリスの
クリアチャンネル社なども同様のビジネスを手がけています。
このシェルターの管理はこうなっています。
シェルターの会社はシェルターをバス事業者と協議してから設置します。
そして、管理もシェルター会社が行いますが、
費用は広告主が負担するというしくみなのです。
名古屋の場合、現状では広告主の大半は外資系企業になっていますが、
その理由は既にヨーロッパでは有力な広告媒体として
広く認知されているからなのです。
フランスでもイギリスでもこのようなスタイルの
シェルターつきのバス停は広く普及しています。
広告で多いのは映画のポスターです。
写真は左からパリ(ブリジットジョーンズ・きれそうなわたしの12ヶ月)、
ボーンマス(The Accidental Husband:イギリスでは2008年2月29日公開!)、
同じくボーンマス(1ポンドでカレーチキンバーガーと1ペニー硬貨
<座布団は含みません>が手に入ります@マクドナルド)での広告の実例です。
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