ほとんどの国が陸続きのヨーロッパでは、
気軽に国境を越えてしまうことができます。
最近はシェンゲン協定もあるので、加盟国間ではパスポートチェックもなく、
国内感覚で移動することができます。
日本の新幹線に刺激されて、ヨーロッパの列車も高速化しています。
フランスのTGV(Train a Grande Vitesse)や
ドイツのICE(InterCity Express)などは有名になっています。
どちらも最高時速は300キロ。新幹線と互角の勝負です。
(路線によって多少の差があるので、細かいことはここでは省略!)
さてさて、ドーバー海峡も海底トンネルで渡れる時代。
おかげでイギリスへも列車で行けるようになっていますよね。
みなさんご存知のユーロスターです。
路線はロンドン・ウォータールー駅から(一部アッシュフォード駅にも停車)・・・
→ カレー(フレトゥン駅) → パリ北駅
→ リール・ヨーロッパ駅 → ブリュッセル中央駅
→ マルヌ・ラ・ヴァレ駅(=パリ・ディズニーランド)
→ ヴァランス駅(夏季運転)
→ ブール・サン・モーリス駅(冬季運転のスキー列車)
などがあります。
で、この
ユーロスターですが、
今年の11月14日より
ロンドンの発着駅が変わります。ロンドン・セントパンクラス駅からの発着になるのです!!
これはイギリス国内の高速新線が全面開通するのに伴うもので、
隣りにあるキングスクロス駅がイギリス北部方面の玄関口で
あることも考えると、ネットワークがより充実することになります。
もちろん、高速新線の開通でスピードアップも図られます。
(今までは一部区間は在来線を走っていた!!)
これからのヨーロッパの鉄道、目が離せません!!
写真はすべてユーロスターです。
左から外観、機内食ならぬ車内食(1等車)、1等車座席です。