「アメリカ国立航空宇宙局 (NASA)の隠蔽体質の背景には、カルト集団の存在がある」
という説がささやかれている。
NASAの中枢をあるカルト集団が支配しており、情報の公開を阻んでいるというのだ。
科学の最先端をいくNASAとカルト集団とは、じつに奇妙な取り合わせのように感じるかもしれないが、
NASAがアメリカを中心として、各国の政財界に多数の信者を擁している「オシリス・カルト」と
呼ばれる古代エジプト宗教の隠れた総本山になっていることは、80年代初め頃から問題視さえていたのだ。
調査によると、NASAの管理する天文台には、
常にシリウス(古代エジプトにおいて主神とないっていた星)に向けられた望遠鏡が設置されているらしい。
さらにNASAは、宇宙探査機の離着陸の日時を、
まるで古代エジプトのように、星の配置によって決定しているという。
また、アポロ計画のアポロとは、オシリス神の息子ホルスと同一の太陽神であり、
アポロ計画の記章とされたオリオンは、古代エジプトにおいては、オシリス神の住まうところとされていた。
NASAの内部には「公開派」と「非公開派」という二つの派閥があり、情報開示をめぐり対立しているという。
この「非公開派」というのは、古代エジプトの神官のごとく、
星に関する知識が神聖な知識であるというような理由で開示を拒んでいるのかもしれない。