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「20」が幅を利かせる紙幣

◇評価 20ポイント
◇閲覧回数 7,584
◇登録日
2007年10月16日
Seaview
Seaview
道場主

Lv.48

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    ヨーロッパではなぜか、20の数字が付いたお札が一般的です。
    このため、欧州通貨のユーロは20ユーロ札がポピュラーで、
    その次は5ユーロ札がよく使われます。
    なぜか、10ユーロ札はそれほど使われていません。

    それどころか、ユーロが導入された当初も、
    欧州中央銀行は20ユーロ札と50ユーロ札を
    重点的に供給していたのだそうです。

    ユーロを導入していないイギリスも、
    20ポンド札が広く使われています。
    こちらでは10ポンド札も多く流通していますが、
    50ポンド札を市中で目にするのはまれです。

    20ユーロは日本円で約3200円、
    20ポンドは同じく約4800円になります。(2007年10月現在)

    なぜこういうことが起こるのでしょう。
    実は、ヨーロッパでは昔から個人でも小切手を切る人が多く、
    現金の流通は比較的少なめだったことが理由のようです。
    その影響か、現在はキャッシュカードで買い物ができる
    デビットカードが広く普及しています。
    デビットカードは預金残高以上には使えないので、
    クレジットカードに比べ、使いすぎの心配もありません。

    ただ、小額の決済ではどうしても現金が必要になるので、
    20ユーロや20ポンドがよく使われるわけです。
    1万円札が広く出回っている日本とは、だいぶ様子が違います。

    仮にイギリス国内で50ポンドをATMで預金から下ろしたとしましょう。
    たいていの場合、20ポンド札2枚+10ポンド札1枚で出てきます。
    50ポンド札で出てくることは99%ありません。

    また、イギリス人は多額の現金を持ち歩かないようです。
    せいぜい多くても50ポンド程度なのです。

    このような状況があるので、不用意に多額の現金を
    持ち歩くのは絶対にやめましょう。
    クレジットカード払いを基本とし、現金が必要ならば、
    トラベラーズチェックを少しずつ換金して使いましょう。
    なお、トラベラーズチェックがその国の現地通貨建てなら、
    換金せずにそのまま使える場合も多くあります。
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